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講師コラム

ビジネスの場で心地よく会話のキャッチボールするための1つコツ

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気持ちよく会話が出来る人は、周りにひとが集まってきますね。それは、必ずしもアナウンサーのように発音や滑舌がよいからではないし、タレントのように面白い話題が豊富だからというものでもありません。

なぜでしょうか。

基本的には会話はキャッチボールと言われています。そのため内容に関わらず お互いが気持ちよく「やり取り」ができたとき、人は「心地よく」感じるといわれています。まさにキャッチボールと同じですね。

ということは。 こちらが投げたボールを相手に受け止めてもらえないと心地よくありません。

意外と良く聞かれる会話ですが
パターン①
Aさん 「○○が○○で□□だと思うんだよね・・・」
Bさん 「って言うか、それって△△だよね~」

パターン②
Aさん 「○○が○○で□□だと思うんだよね・・・」
Bさん 「逆に!それって△△だよね~」

いかがですか? 一見会話が続いているように見えますね。
ところが、実際は相手の言うことを否定していることになってしまいます。
2つの言葉とも それまで相手が話した内容をひっくり返して自分のターンに無理やり持ってきています。
「お前の意見はどうでもいいから俺の話をきけ!」 と言っているのと同じ。
正面から完全に否定されたわけではないので、言われた相手はなんだかモヤモヤしてしまうのです。
「いや!それは違う!」と言って相手を傷つけたくない、やさしさからこのような言い方になったのかもしれませんが、結局相手の話を拒否しているという点ではなにも変わりません。

キャッチボールは「まず相手を受け止める」のでした。

Aさん 「○○が○○で□□だと思うんだよね・・・」
Bさん 「なるほど、そういう考え方もあるよね。それって△△だよね~」

伝えていることは全く同じなのに 一言を変えただけで印象が変わったと思いませんか?
言いたいことがあるときもとりあえずゆとりを持って話せるとスマートですね。

余談ですが、最近、若い新入社員の方は上司先輩から「飲みにいくぞ!」と誘われると
「大丈夫です」と断る人がいるそうです。これももしかしたら「いきたくないけど露骨に結構ですって言ったら相手を傷つけちゃうな。」という優しさのあらわれなのかもしれませんね。

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